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君と描き始める未来に

第5章 スイートホリデー

う…これは良くDVDで見せられたプチサスペンス状態じゃないか! 


香織なら、喜びそうだけど…。


「まあまあ…でした。」


「まあまあ…まあまあ…ですか…ふふ。」


また遠い目をしてるな~。


「あの…これなんだけど…佐伯さんには長年お世話になってきたので…出来たら来て貰えたらと思ってるんだけど…。」


恐る恐る、封筒を差し出すと佐伯さんは微笑み、


「これは?」


「挙式の…招待状なんだけど…。」


「式の…招待…状…。」


あっ…固まった。


「小田切っ!?」


滝島が声を掛けてきた瞬間… 


「ひゃあぁあぁあぁあぁっ!」


やっぱり!!
こりゃ~披露宴は、一波乱ありかな…。


一抹の不安が過った。

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