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えっちな「やみのおうへのみち」

第6章 「運命の聖者――奇跡唱える終焉の少女」

「私が失った家族は、母と父、そして兄の3人です。私が8歳の時、謎の組織によってかつてより身柄を狙われた私たち家族は、いよいよ捕らえられ、バラバラに離散してしまいました。おそらく優秀な学者だった父は組織に利用され、美しい女優だった母は高額で裏社会に売り飛ばされ、当時18歳の兄は人体実験に使われたのだろうということを私は後で知りました。私自身は何とか幸運も手伝って逃げ出すことが出来、修行に修行を重ねて今に至るわけです」

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