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えっちな「やみのおうへのみち」

第4章 「暗転の魔道――悪夢導く血の少女」

少女がそれを詠唱し終えて2秒後、俺と少女の間5メートルくらいの間隔に、いきなり円形の真っ黒の影が差した。あまりにも黒いので俺は大地から黒ペンキが染み出してきたのかとさえ錯覚した。そして次の瞬間、赤い光がその影から稲妻のようにバチバチと発生し、俺の視界を遮った。俺が目を手で覆おうと思った時には、

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