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なななのな♪

第104章 2月14日

────────…


「あんまり調子に乗るとこの場で押し倒すぞっ!!!!」


「なんでっ…」



どうして何を言ってもこの人は怒るんだろう…


身をすくめていると、私と光瑠さんの間を要さんが無理矢理横切って行った。


「いっ!!関根!!踏むな!!」


「────あ、すみません、そんなところにお御足が…まっったく気付きませんでした…」


「っ…気付かない訳ないだろ!!」


キッと睨み合う大人気ない二人を私は黙って見つめていた。


「真希、来い!!」


「えっ、あっ…」

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