
なななのな♪
第104章 2月14日
『寡黙男子・裏』──────…
姉貴が夜にルンルンでチョコ作っているのを見て
あぁ明日バレンタインなんだとその時気付いた。
「学は彼女とかいるのー?」
ぼーっとチョコを溶かす姉貴を見ていたら、いきなりからかうような目でニヤニヤしながら姉貴が尋ねる。
彼女…
──────ねぇ、学って私の事好き?
「いるよ」
当たり前のことばかり聞いてくる、かわいいのが。
ボタッと音が鳴ってキッチンを見ると、身体を固めた姉貴がいた。
何してんだ…?
不思議に思ったけどめんどくさいから無視した。
「………今何て言った?」
「何が?」
「だから、彼女いるの?っていう質問にあんたなんて答えた?」
いきなり胸ぐらを掴んだ姉貴は溢れたチョコお構いなしに俺に問い質す。
「いるよって言った。」
ねむ…
てかいい匂い…
急な眠気と姉貴から香るチョコの匂いに急に心地よくなりから、あくびをしたら、姉貴が突然、お兄ちゃん!!!と叫んだ。
「何だよ突然…」
兄弟の一番上の兄がスエット姿で登場する。
寝癖すごいなぁ…
とか思ってたら、またつられて眠くなってきた。
姉貴が夜にルンルンでチョコ作っているのを見て
あぁ明日バレンタインなんだとその時気付いた。
「学は彼女とかいるのー?」
ぼーっとチョコを溶かす姉貴を見ていたら、いきなりからかうような目でニヤニヤしながら姉貴が尋ねる。
彼女…
──────ねぇ、学って私の事好き?
「いるよ」
当たり前のことばかり聞いてくる、かわいいのが。
ボタッと音が鳴ってキッチンを見ると、身体を固めた姉貴がいた。
何してんだ…?
不思議に思ったけどめんどくさいから無視した。
「………今何て言った?」
「何が?」
「だから、彼女いるの?っていう質問にあんたなんて答えた?」
いきなり胸ぐらを掴んだ姉貴は溢れたチョコお構いなしに俺に問い質す。
「いるよって言った。」
ねむ…
てかいい匂い…
急な眠気と姉貴から香るチョコの匂いに急に心地よくなりから、あくびをしたら、姉貴が突然、お兄ちゃん!!!と叫んだ。
「何だよ突然…」
兄弟の一番上の兄がスエット姿で登場する。
寝癖すごいなぁ…
とか思ってたら、またつられて眠くなってきた。
