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ただ…愛してる

第14章 遭遇

幼稚園に迎えにきた
俺を息子君は


『おにぃちゃん!おにぃちゃんだぁ』


大興奮過ぎるだろ…



『オイッス。帰るぞぉ♪』

ピースしながら保育士さんと
今日の話をしていた。


保育士さんから
一枚の絵と保護者確認をされた。


一枚の絵開いて見たら


あの夜の俺達がいた

川の字になって桃太郎の話をした日だ



保育士が

『おにぃちゃんの事を毎日聞きますよ
とても信頼してるみたいですね。』



俺は…息子君に優しさと愛しい気持ちを教わった。


保育士の目の前で俺は
息子君を抱き締め
肩車をしながら幼稚園を後にした。

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