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砂漠の月、星の姫~road to East~

第1章 第一夜【砂漠へ~road to oasis~】

 空港に降り立った刹那、光香子は眼を細めた。眩しい灼熱の陽光が容赦なく双眸を射抜くように思え、一瞬、眼を閉じたほどであった。その時、自分は確かにはるかな異国へとやって来たのだと確信できた。

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