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生きてる意味を教えて下さい。

第3章 one.


私にとっての初めて受けたいじめは、


男子からのいじめだった。

朝、教室にスクバを置いて、部活に行って、帰って来ると、教室に置いておいた、スクバが靴の跡だらけ。

『なぁ…。アイツ気付くかな?』

今でも、耳に残っている声。

授業中には、
消しカスを投げつけられた。

授業が終わると、
私の方へたくさんの消しゴムが飛んでくる。

『さぁ、楽しいショータイムの始まりだっ!』

の言葉を合図にね。


その時、私は学級委員長をやっていて、学級委員長は、朝の会、帰りの会の司会をやる。

『必要のない脂肪は切り落として来ましょう。』
『顔面崩壊した顔は切り捨ててから学校に来ましょう。』

こんなこと、日常茶飯事だった。


『Bさんって誰だかわかる?』
『何で生きてるの?』

こんなメールが1日何通も来たこともあった。

Bさんは、
その時、つけられたあだ名だった。

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