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キャンバスのキミ

第5章 部員

あれから私は曽根君と口を聞いていない。


それどころかもう目が合う事もなかった。


私が避けているのか…曽根君が避けているのか分からなかった。


まあどうでもいいわ。


今、私は調子が良いのだ。


創作に夢中の私は曽根君の事が段々気にならなくなってきた。


そして、その日も部室で遅くまで一人で描いていた。


いきなりガラッと戸が開き誰かが入ってきた。


げっ曽根君だ。




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