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キャンバスのキミ

第7章 ライブハウスで

すると、店先で曽根君とあの女の子がいた。


「もう、付きまとうなよ」


「なんで?私何かした?」


「してないけどさ」


「私がこんなに好きなのに、どうして応えてくれないの?」


「好きって言われたら好きになるって決まりないだろう」


「ヒドいっ!」


彼女は泣き出した。


曽根君は困った顔をして立ち尽くしていた。



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