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キャンバスのキミ

第9章 曽根君の絵

曽根君の家は私の家と真反対の方角で、閑静な佇まいの住宅地の一軒家だった。


じゃあ、同じ方向って送ってくれたのは…


「入れよ…」


「あっ、うん、お邪魔します」



「誰もいないよ。みんな仕事だし」


私は初めて男の子の家に入った。



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