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キャンバスのキミ

第10章 夏休みの部活

その夜なかなか眠れなかった。


部活の時の彼の優しいぬくもりを思い出すと胸がときめき、


カフェの二人を思い出すと胸が苦しくなって涙が出た。



もう、自分に嘘はつけない。


私…


私…曽根君に恋してる。


あんなに大嫌いで、い加減なヤツなのに、
もう彼の事で頭がいっぱいだった。



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