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キャンバスのキミ

第13章 同じ気持ち

「好きよ…私だけを見て」


「七海しか見てない。あの日、あの夏の日からずっと…七海だけだ」


曽根君が抱きしめてくれた。


優しくて力強くてあったかい。


「好きだよ…七海が好きだ」



私は生まれて初めて胸が奥が熱くなった。


抑えていた気持ちが溢れて涙になった。



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