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キャンバスのキミ

第13章 同じ気持ち

「気が強いわりに泣き虫だ」


「もうっ、せっかくの気分が台無し!」


「はは、どっちの七海もいいさ」


「…⁈」


私は今嬉しいやら恥ずかしいやら…真っ赤だと思う。


そんな私をギュッと抱きしめた。


「七海は俺の女神だよ。また描きたいと思わせてくれた」


曽根君の腕の中は大きくてあったかくて…


今の気持ちをずっとずっと大切にしたい。


心からそう思った。




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