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　誰か若い女官で、家柄もそれほど低くはなく、眉目よく心映えも優れた娘を探し出し、主上に献上すれば良い。
　新しい花に夢中になれば、孫尚宮のことも自ずと心から離れてゆくだろう。
　孫尚宮が打ちひしがれた姿で出ていった後、柳尚宮は一人、燭台の焔を見つめながら思案に耽った。