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無限の流儀

第3章 約束の1コマ

村「なんでしたん?」
渋「なにがぁ?」
村「何がって・・なぁ」
渋「あぁ、せやから近付くなって言うたやんか」

せやからって分からんし

渋「テンション上がってチュ~したなると思ったから」
村「だから近付くなって?」
渋「そうや。分かったか?」
村「お・・おぅ」

なんや恥ずかしいわ

渋「したなったからしゃ~ない」

すばるはニヤッと笑って俺を見る
ドキッとしてしまうのは仕方ないやろ

渋「ごちそ~さんやな」
村「ぶっ・・・お粗末さんやで」

繋いだ手があったかい
キュッと力を入れたら
更に強く握り返してくれる
振り返ると俺より照れくさそうなすばるが見えて胸が熱くなっていた

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