無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

隙を見て寝室を探し回った

するとタンスの奥からバイブが見つかった

ブログの妻は別人なんだ

そう思ったこともある

だがその願望は打ち砕かれた

裏切られた気がした

なぜか言い様もない怒りが沸きキッチンへと向かった

｢これは何だ！？｣

夕食を作っている妻の足下にバイブを投げつける

｢どうしたの？そんな怖い顔して？｣

ひどい顔をしていたのだろう

妻は怯えた表情を浮かべている

しかし足下に転がっているバイブを見ると表情が一変した

｢見つかっちゃったんだ…｣

諦めにも似た溜め息をついた

｢買ったの…大人のオモチャに興味があったから…｣