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雪の降る日に

第2章 現在×外食

「ただいまー」

「お、おかえり…!」

玄関を入ると、俺の兄が出迎える。手を前に伸ばし、よたよたとこちらに向かってくる。あれから数年経ち、俺たちは大人になった。そして颯月は、目が見えない。いや、見えなくなってしまった。あの事故で。

「今日は、早かったね」

「…あぁ」
颯月の頭を撫でながら言う。

「…颯月。今日が何日だか分かる?」

一瞬、驚いたような表情をした。

「………12月…25日…。」

「…うん。…で、さ。2人で外食に行かない…?」

「…え。…い、行かない、よ…。」

「颯月…」
「やだ…っ‼︎」
手を伸ばすと、パシンッと叩かれた。

「…さつ…」
「やだ!行かない‼︎行きたくない…ッッ!」

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