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ただ愛されたかった。

第1章 第1章---"紹介された人物"---


「うん。莉奈だよ」

今時の風貌で
背が小さく、手の甲には
刺青が彫ってあった。


マックでポテトを頼み
2人でぎこちない会話をした。


龍平「俺の弟がさ、迎えに
くるんだけど家まで送る?」


初対面で今日知り合った人に
家など教えたくないのは
誰もが思うだろう。


「ううん。バスで帰るし」


龍平は「そっか!!気をつけれよ」と
ニカッと笑っていた。


お迎えが来たみたいで
一緒にマックを後にした。


「あれ、俺の弟だよ。」

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