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案内屋 〜アンナイヤ〜

第5章 きさらぎステーション 其ノ最終章

「ほんなに驚くほろてすか?(そんなに驚くほどですか?)」

凛丸はケロっとした顔でたいらげる。

「あぁー、ちくしょー。これ経費で落ちっかなぁ…」

「ばか者、全部お前の自腹だ渋谷。」

突然渋谷の座る席の後ろから声がした

「おわぁっ!!!」

後ろにいた男が振り向く。
それは案内屋東京支部の店長、陣内だった

「どうしてここに!?」

渋谷は驚く。しかし凛丸はそれにも気付かず黙々と食べ続ける。

「うーん、まぁなんだか予想よりも面倒なことになってるって聞いてな。とりあえず駆け付けてみたんだ。」

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