俺の小さなお姫様
第9章 第九章 大学生&小学生
俺はガキんちょのいる教室に向かって走り出す。
後ろで先生がまだ何か言ってたけど、聞こえないフリをした。
はぁー。あーゆーのマジ無理だわ
ガラッ
教室に入るとガキんちょが他の子供達に囲まれていた。
「ねーねー、愛ちゃんはどこの人なの?」
「外国のことば話せるの?」
「かみの色キレーだね」
質問攻めだな…。かわいそーに(笑)
それでもガキんちょは一人一人の質問にしっかり答えていた
偉いなー。俺だったら全部シカトすんだけど(笑)
そして、子供達の中の一人の女の子が愛をじっと見て言った
「何で外国のひとがここにいるのよ?
かえったらー?」
きた…。
こりゃちょっとキツいな。
「帰るよー?今はるちゃん待ってるんだもん!」
…俺かよ(笑)