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俺の小さなお姫様

第2章 第二章 お買いもの

「すげー人…。」

そっか、今日25日かー。
クリスマスも今日が本番ってわけね。

ガキんちょのこと、ちゃんと掴んでねーとはぐれそうだ。

「愛ちゃん、俺の手離すなよ…。



…あれ?」

さっきよりもギュと握ると、何だか感触が違う。
なんか細くてツルツルしてる?

隣に目線を下げると知らない女がいた。


「あ、あのー。何かご用ですか?(笑)」


マジかよー!


「わっ、すいません!知り合いと間違ったみたいです。」

握ってしまった手をバッと離す。

もー何やってんだ俺!


「あっ…。

い、いいえ!大丈夫。




ねー、もしかして君今一人?
よかったら、一緒に買い物しない?」


逆ナンかよー!もー勘弁して~(笑)
俺今それどころじゃねーんだよ!


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