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俺の小さなお姫様

第5章 第五章 涙の理由



夜中、ガキんちょの泣き声で目が覚めた

「んー…。

愛どうした?」

「うぅっ、ひっく…。うぅ」


こいつ泣きながらねてんのか?


「おい、愛ー?大丈夫か?」

ガキんちょの肩を少し叩いて起こす。

泣いてちゃわかんねぇよ…。やっぱ、ちゃんと聞くしかないよな。


ガキんちょの瞼がゆっくり開く


「うぅっ、はるちゃん?」


「ったく、何泣いてんだよ。
なんかあったのか?」

ガキんちょの頭を撫でながら聞いてみる。


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