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妄想と生きる。

第22章 惹かれ合う2人。

ある日タカちゃんから電話がきた。

あの日以来、何か気まずかった。

『夜会える?』
タカちゃんに言われたけど、私は忙しいからと断わった。

『俺と付き合ってほしい。』

タカちゃんから突然の告白。

私の心は揺れた。

彼を好きなのに。どうして…

私はまだタカちゃんのことを引きずっていたのか…

『考えさせて…』

私は、そう答えてしまった。

私はズルイ。

タカちゃんとなら苦しむこともないのかな…

今度こそ、うまくいくかもしれない。



私は悩んだ。

タカちゃんへの返事をずっとできずにいた。

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