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妄想と生きる。

第29章 情緒不安定。

彼の精一杯の言葉と指輪。

私は涙目になって『はい』と答えた。


私は何を不安になっていたのだろう。

親に微妙に反対されているから?

親は彼がバツイチだということも気にしている。

父は酔っ払うとそのことを言ってくる。

そんなので落ち込んでた。

それが原因で彼とケンカになる。

ケンカして嫌われたと不安になる。

よく考えれば何も不安になることなどなかったね。



気付いたら私の中の不安な気持ちは消えてた。

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