テキストサイズ

妄想と生きる。

第6章 私の恋愛。

高校生になった私はケータイを買ってもらい、いろんな人と番号交換した。

『番号教えて~』っと、男の子から聞かれて悪い気はしなかった。

その頃は今のようにメールなんてできなかった。

高校に入って間もなく気になる人ができた。

背の高い彼はクラスのみんなを笑わせるのが得意。

入学して1週間。

『アキ!番号教えて!』

私はビックリした。

彼だった。

(いきなり、呼び捨て?)と思ったけど嬉しかった。

『いいよー』
と言って番号交換した。

ドキドキした。

私はそれから、ますます彼のことが気になり始めた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ