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妄想と生きる。

第41章 私の思い。

また些細なことでケンカした。

『そんなに俺のこと信用できない?』


違う。

信じたいの。

なのに…



朝からそんな会話。


私の気持ちは晴れないまま。

子供とたちを保育園に送ってきた。
その帰り。

私は市役所に向かった。


『離婚届下さい』

窓口の人の表情から笑顔が消えた。

『わ、わからないことあったら聞いてください』

私は黙って用紙を受取った。

『あ、お疲れでした』



はっ??

何がお疲れ様なの?



私は足早ににその場を去った。




離婚届を持って家へ帰った。



離婚したいなんて、これっぽちも思ってないくせに…

私は、何でこんなんだろう…


帰ったら旦那は家に居なかった。

私は電話した。


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