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妄想と生きる。

第45章 心の隙間。

バイト。

落ち込んでたってメソメソしてられない。

仕事に集中しなくちゃ。

顔にできたアザは小さいもので目立たなかった。

前髪で隠れる。

心の中は苦しくて悲しくて、今にも涙が溢れてきそう…

私はグッとこらえて、元気なふりして仕事した。



私はコンビニの店員をしている。

いろんな人がくる。

こんなに弱っているときに限って高校の時の元彼がきた。

時々、買い物に来る。

レジをしてる時に言われた。

『何か元気ないな』


!!!

私はドキッとした。

自分では元気にしているつもりだったのに。

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