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妄想と生きる。

第9章 揺れる気持ち。

『彼氏と別れたの?』

『…うん…でも…』

1つ上の先輩、マサキに聞かれた。

マサキとは同じ部で知り合った。

気さくで、私は話しやすかった。

元彼のことも相談してた。


でも私はズルイんだ。

マサキが自分に気があると知っていた。

だから、ついつい甘えてた。

心が痛い。


私も好きになっていった。

好きだと伝えたい。

でも私は怖かった。

元彼が。

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