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妄想と生きる。

第13章 前に進めない自分。

ある日、席替えをしてタカちゃんが一番前、私は同じ列の一番後ろになった。


私は授業中、タカちゃんを見てた。

隣の席の女の子は私がいつも一緒にいる友達だ。

2人が仲良さげに話している。


なんか胸の奥が苦しい。

やきもち…?


今まで気付かなかった。

タカちゃんのこと好きになりかけてる。


でも、もう恋で苦しむのはイヤ。


このままがいい。


私は自分の気持ちを封印した。

前に進めない。

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