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非日常を望んだ代償

第1章 長過ぎる前置き文

…………暇だ。兎に角暇なのだ。
何故皆は変わらない日常が楽しいのか僕には分からなかった。
え?あぁ僕かい?僕とは依代有栖(よりしろ ありす)。
僕は日常に飽き飽きしていた。
何も楽しくない、現実に面白味を感じない、いっその事世界が滅べばいいのにとか考えたりしていた。
けれどそれは望んではいけないモノだった。
僕は今更ながら後悔している。やってしまった。
これは僕の後悔日記。まぁ過ぎた事は過ぎた事なのだからクヨクヨしてはダメなのだが、それでもこれは後悔又は反省するべきモノだった。
…………我ながら前置きが長いので簡潔に書くと…….
ん?初めから書けよ!って?誠に申し訳ない。何せ初めてこうやって書くのだから。
まぁ今は置いといて、書く。次こそ書く!
僕は死んでしまったのだ。確かに暇だとか滅べとか書いたが、死にたくはなかった。
これからその経緯を書いていこうと思う。


………………しかし、僕は何故死んだのだろうか?


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