BL短編集
第6章 教師×生徒
ガラガラ‥‥
え、理科室‥‥?
なんでわざわざ
理科室なんかに?
「なんで理科室なんだろ。とか思ってる?(笑)」
「え、あ、うん‥‥」
「ま、そんなことよりこれあげる。」
井崎から手渡されたのは
飲みかけ?のジュースだった。
なぜかフタが開いている。
なんでこんなものを?
「いいから飲め♪」
何か楽しそうだ。
ま、いいか。
ちょうど喉かわいてたし。
ゴクゴク‥‥
「‥‥なんで理科室なのか教えてあげようか?」
「うん。」
「この校舎は授業がある時しか使われないし、とくにこの理科室なんて実験の時しか使われないだろ?あんま人来ないしちょうどいいと思って」
人来ないのが
ちょうどいい?
勉強の邪魔とか
されたくないから?
‥‥あれ‥‥
なんだろ、体が熱い‥‥