BL短編集
第6章 教師×生徒
「どうだ、気持ちよかったか?」
「うん‥‥てかなんでこんなことするの‥」
体についた自分の
精子をティッシュで
ふきながら井崎に聞く。
「欠点取ったお仕置き‥‥ってのは表むきで、あっ、ちゃんと勉強ってゆーお仕置きね。でも本当は‥‥俺拓海とヤりたくてこんなことしてる‥‥」
俺とヤりたい?
「俺‥‥拓海が好きなんだ」
‥‥え?
井崎が‥‥俺のこと好き‥?
「ごめん、こんなことして‥‥」
「‥‥ぃ」
「え?」
「だからいいっつってんの!俺も井崎が好きだかっ
ちゅ
言葉が井崎の
唇で遮られた。
「よかった‥‥。拓海と両想いになれて嬉しい」
「お、俺も‥‥」
「これからの一週間が楽しみだな(ニヤ」
「え!?これ一週間続けるの!?」
「当たり前だろ?‥よし、勉強すんぞ」
え?勉強?
「何ポカンとした顔してんだよ。欠点取ったんだから勉強すんの当たり前だろ」
嘘だぁぁあ!
こんなの一週間なんて
体力もたねよぉぉぉお!!!