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BL短編集

第8章 執事×お坊ちゃま



港は俺の両手を
縛っていた縄を
ほどき、服を
着せてくれた。


「港‥‥」


「誠に申し訳ございません」


急に立ち上がったかと
思うと目の前で土下座された。


「は!?ちょ港、何してんだよ」


「宏樹様に嫉妬してしまい、このようなことを‥‥」


「‥‥嫉妬‥‥?」



嫉妬って、なんだよ。



「私は直人様にお仕えしたその日から直人様が好きでした。」


俺を‥‥好き?



お仕えしたその日から‥‥?

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