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やっと、やっと…

第2章 幸せな毎日


ある日曜日…

「おじゃましまーす」

私のお母さんに挨拶をして
圭介が私の部屋に入る

「女の子の部屋って可愛いんだね」

少し緊張してるのかな?と思うぐらい
コートを脱ぐ圭介の手がぎこちない

「俺女の子の部屋にあがるの初めてだから」

「そうだったんだ、そんなに緊張しないでよ」

私はそんなことを言いながらも
実は自分も緊張していた

一緒にお昼ご飯を食べ、
午後からはゲームをして遊んだ

あのキスをした日以来
あんな雰囲気になっていなかった
それ以上のことももちろんなかった
私もそれで満足していたし
なんというかその方がよかった
私たちはまだ中学生だったから
それに私はそういうのは苦手で
何も求めてこない圭介でよかったと思ってた

その日は楽しくて
これからもこんな楽しい日が続けば聞いなぁと
思っていた


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