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理科室で恋をしましょ

第4章 放課後の約束

「すぅずか♪早く理科室いこ」

「うん」

アタシたちは理科室へむかった。

「ねぇ、すずかぁ?アンタ号令頼まれちゃったじゃん」

「ホントだよぉ。めんどくさいのに…」

「嘘ばっかり。ホントは嬉しいんでしょ」

「はぁ?嬉しくなんかないよ」

「まったくそうやって強がってんじゃないよ。女の子はもっと正直にならなきゃ。じゃなきゃ男の子の出番がないじゃない。彼氏できないよ?」

「いいよ。別に彼氏なんかいらないから」

「へぇ。今言ったね」

「うん。言ったよ♪」

こんなバカみたいな会話をしていたらいつの間にか理科室についた。

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