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理科室で恋をしましょ

第4章 放課後の約束

「きたぁ!!間に合った♪ちょーサイコー」

アタシは見事5分前に学校についた。まだ佐藤先生は来ていないようだ。

「すーずか♪あんた来んの遅いよぉ」

「ごめんごめん。きずいたら7時半だったw」

「ったく。あ、先生きた!アタシ席戻るわ♪」

「うん」

はぁ、ヤバイ先生きたよ。うわぁぁ、相変わらずかっこいい…朝からキラキラしてる。

「みんなぁ。ホームルーム始めるぞぉ」

「じゃあ、号令っと..あ、まだ決まってないんだった。昨日の号令って誰やったっけ?」

げっ、アタシじゃん…

「昨日の号令は山浦さんでぇす」

ケバイ女子がいった。

「あぁ、山浦か。じゃあ、これから号令は山浦にお願いしていいか?」

「え!?あ、アタシですか…」

「そうだ。嫌か?」

う、そんなかわいい顔で聞かないでよ…断りにくいじゃん。

「わ、分かりました」

「じゃあ、頼む」

「起立、きょうつけ、礼」

『お願いしまぁす』

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