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貴方の知らない場所で

第17章 クリスマスイブ…


膝を抱え………



迎えた朝…




今日は…クリスマスイブ…




家族は一緒に祝い…


恋人達は…愛を囁く……




寒い―――――――…



寒い―――――――…



私は……一昨日買ったケーキを思い出した…



玄関に…箱が…落とされケーキが崩れ……
潰れた状態で飛び出していた…




『ふふふ…

中絶した……赤ちゃんみたい…』




私は……ケーキを買う前の…





分娩台での処置を思い出していた―――――――…


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