母を観察??
第20章 母…真面目か?
信太さんの告白は衝撃的だった…
くそ〜…無垢だったぜ…俺…
よかった…まだ、清い体で…
多分、母が…信太さんの話し相手になってくれ…
赤井の様に…諭したのだろう…
『しかし、信ちゃん?
羚くんの言う通り…大学をやめるのは勿体ないよ〜』
信太さんは…ゲイとして生きていくって決めたから…
一日でも早く…その世界に行きたいって…
…真剣に母を見つめ話す…
『…信ちゃん…私は…辞めないでいいと思うんだけど…』
母は……信太さんを真面目な顔で見つめる…
『…信ちゃんは……
ゲイに好かれる顔立ちじゃないから……
売れっ子にはなれないよ?』
「……ひで〜…―」