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ぼくらの秘密

第2章 ありがちなやつ



ジャーー…


シャワーで体を洗いながら
カズは考えていた


もっとハルのことを
知ることができるなら

きっとおれも
ハルのこと助けてあげられるのに

本当はずっと寂しい思いをしてきたんだろう

ハルの目は愛を欲してる
どこか愛に覚めたような目

カズも
ハルの力になりたかった

いつも助けられてばかりだから

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