男気花飾り。
第8章 純情パステルカラー。
何を…妄想したのかな…
//////…
「んっ……雅?」
手を見つめる俺に気がつき…寺は目を覚ました…
「…寺、ずっといたの?」
寺は、あくびをしてニカッと笑った…
「ああ…俺も雅と一緒に体育サボり〜」
ギュ…と…繋いだ手を握る…
キュ…ン…
「……熱い…手…」
寺の手は熱く…ドキドキしていた…
「…キス…して……いいか?」
「ふぇ?…えっ!!!」
ゆっくり…近づく…寺の顔…
えっ…あ……
ダメ…今は…寺のタイプの子の【女装】してない!!!
俺は…寺の唇を―――――…
プイッと…避けた…
「あ……ゴメン…」