テキストサイズ

男気花飾り。

第11章 パーカー紐のアグレット。


空ちゃんから…内容を聞いた朝さんが…


俺に詰め寄ってきた…



パンクロック姿…メイクはダーク…の朝さん…


こ…怖い…



『…寺…は…マーちゃんの…彼氏な訳?』



「…はい!」



『…………』



俺は、朝さんの目を見つめ…出来るかぎり堂々と答えた…



この二人には隠せない…いや…隠したくないと…思った…


出来れば…認めて欲しい…


『……ホモなのか?』



う…さすが朝さん…直球だ…




「いえ。

小・中と好きになり引かれてきたのは…全員女子だったので…
ホモでは…ないと…思います…」




朝さんが!!!俺の衿を掴む!!!



『!!!マーちゃんの【女装】姿に惚れたのか?あ゛?』


「それは!違います!!!

“あの姿にドキドキしない”と、言えば嘘ですが…


雅の…あいつの…根の部分に…もともと…惹かれていたんです!!!



きっかけが…【女装】だっただけで…


俺は…入学して…始めて雅と話した時から…惚れていたのかもしれません…」





ストーリーメニュー

TOPTOPへ