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男気花飾り。

第22章 レモンイエロー・パンプスは春を呼ぶ!


「…功じゃないんだな…

でも、貧血か…男子校にでも要るんだな。

君…大丈夫か?鉄分とれよ?」



真さんは、ぐいっと身を乗り出し寺と高木の後ろにいる俺の顔を確認しにかかった…


「大丈夫か?」


優しく声をかけてくる…


低くて…綺麗に響く低音の声…


寺の声に…やっぱり…似ていて…ドキドキする…



「…////あ…大丈夫です…すみませ」


顔が、バレないように…真さんには背を向けたが…



真さんは、ぐいぐい入ってきた……


「にぃ?ってば!」



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