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男気花飾り。

第24章 スプリングコートを春風になびかせて…


俺達は…夕暮れの校舎を走り抜け…



校門を…指を絡めた状態でくぐり抜けた!!!




前を走る寺の…真剣な顔が…凛々しくて……



真さんの迫力に…負けてしまった自分を恥じた……





俺は……絡めた指をギュっとさせて…





二度と……離したくないと……



二度と…自分の気持は揺らがないと……








覚悟を決めた――――!!!




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