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男気花飾り。

第28章 【番外編】天然花飾り

俺は…珍しい客人に……ハテナマークを脳内に張り巡らせながら…玄関を開けた



「……何か…ご用ですか?」



空は…俺の顔をジーッと見つめると…



『…夕飯…まだですよね』


と…俺の…生活情報を言い当てた!



「……あ…ぁぁ……まだ」



こ…怖い!

一瞬で…空気よみましたよ〜この人!!!



「な…何で…夕飯まだって解った?」



俺は…やっぱり気になったし…聞いてみた…




『…ご飯の臭いが…なかったので…

それと……マーちゃんが、寺長根さんのご両親に会いに行って…今日は…泊まりになるかも――――って…連絡があったので…


もしや…真さんの性格上…追い掛けるかなぁ〜っと


そうなると、孝君が…一人だなぁ…って』




やはり…この人……すげぇな…



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