男気花飾り。
第31章 【番外編④】完熟花飾り
「優香さん、ブレンド二つに、デコケーキ二つ」
「はーい!」
皆川は、客からの注文を優香さんに伝えると客に水をだす…
ん〜…いたってやってる事は…いつもと変わらないのだが…
絶対…浮かれている…
完全に俺の…勘…だがな…
「皆川……何を、浮かれている?」
戻ってきた皆川に…ボソッと伝える―――――――…
「!!!////…ふぇ!?え?」
こいつは……すぐに顔にでる…
俺の勘は…当たったらしい…
「…な///っ…解る?」
皆川は、俺を引っ張り…カウンター裏のキッチンに連れていく…
なんだか…のろけを聞かされるのか?
興味……ないのに…
「勤務中だ、手短にな」
「っ!何だよ。」
皆川は、頬を膨らまして俺を睨む…
おいおい……お子ちゃまですか?
いやはや、かわいいですよ?
しかし…相手が熟女好きな俺に…その可愛らしさは…無意味だ…
「で…何か、浮かれる事ありました?
実家に挨拶…は…経験済みだろ?」
皆川が…ニヤニヤして…こちらに近づき…耳打ちをする…