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男気花飾り。

第1章 リボンは永遠。


「な〜…寺?」


「ん〜何…」



俺は、寺に趣味について聞いてみた…



「…は?趣味?
あ〜〜ゲーム?とか?」



「だよな〜普通…」





・・・・・・・・・・沈黙…



まっ…ヤローの会話なんて、こんなもんだ…



女みたいに…そこから会話が弾むって事はない。










・・・・・・・・沈黙……





「…じゃぁ…雅は?」




あ……
だよな…普通聞きかえすよな…




「…映画…とか?」





「とか?ってなんだよ…
ふ〜ん…」








・・・・・・・沈黙…






そんなもんだ…








「あっ…なら…あれ見た?」



「えっ…?あれ?」



珍しく寺が話を弾ませてきた!




「ほら…SFものの」


「寺…SFものって…数多いだろ…」




寺は頑張って思い出そうとしていた



「まっいいや!
まだ見てねーなら!今度の休み、一緒にみにいかね?」



「えっ寺と?…まぁ…いいよ」




うわ…映画…適当に言っただけだったんだけどなぁ…



まっ…いいか…


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