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彼がロックを奏でたら。

第1章 第1話

いい気分で聴いていると、いきなり右耳のイヤホンがはずれた。

いや、はずされた。

「え…?」

右隣を向いた瞬間、

「うるせぇ」

低い声が私の右耳に届いた。

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