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彼がロックを奏でたら。

第1章 第1話

「やめといた方がいいぜ、あんなクソバンド」

サングラス野郎はいきなり汚い言葉を投げつけてきた。

「ボーカルはヤリチン、ギターは下手くそな上にナルシストの勘違い野郎、ドラムは…」

「や、やめてください!」

私は思わずサングラス野郎の言葉を遮った。

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