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禁欲の一週間

第2章 禁欲一日目 ~余裕の一日~

***

はぁ〜…、どうしよ。

泣かれるのとかイヤだな…

ため息を尽きながら家へ帰る途中

「ハ、ハヤトっ…」

後ろを振り向くとミイナが泣きそうな顔で俺を見つめていた

「ミイナ?どうし——」

そう言いかけた時


ぎゅうっ

!?!?

ミイナが俺に抱き付いた

「ミイ…ナ?」

「ハヤト…、ナナちゃんと付き合ってるの…?」

見てた…のか…?

「いや、えっと…なんつーか、あれは…」

振ったって言えば嘘になるけど…

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